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税理士事務所への就職と転職エージェントの利用

税理士事務所就職相談室の税理士 高橋寿克です。

 

「税理士事務所への就職と転職エージェントの利用」

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タマネギ様からのご質問です。
■年齢 30歳
■性別 男性
■資格 簿記論、財務諸表論、消費税法
■職歴 業種:会計事務所7ヶ月
■学歴 一浪してMARCH(事故で一年間休学)
■会計事務所経験 規模:4人(うち親族1人)
専門性:特定の業種に特化(SPCではないです)雇用形態:正社員
■居住地 東京

 

高橋先生 お世話になります。

 

私はかれこれ2年近く中小会計事務所へ就職活動をしています。

 

内定をいただくこともあったのですが、ひいきの政治家への投票を呼び掛ける活動をして欲しいと言われたり、繁忙期は泊まり込みが当たり前の事務所などで、より良い職場環境を求めて断ってきました(そんな職場などないと今となっては反省しています)
そうこうしてる内に、30歳になってしまい後悔しています。

 

前の職場は新設事務所でした。所長と性格は合いませんでしたが、初めての仕事だったので前向きにやっていました。それでも次第に、怒鳴り散らされること、親族に気を遣わなければならないこと、見下されることに耐えられなくなり確定申告後に辞めてしまいました。今から考えると、仕事に対する考え方が甘かったと思います。覚悟が足りませんでした。辞めてからは、転職エージェントを利用しながら、ずっと就活をしています。

 

私はもともとコミュニケーションが得意でなく、それが原因で人からよく誤解されてきました。なおかつ、打たれ弱く悩みやすい性格なので引きこもりがちです。正直、税理士及び税理士試験の適性はないと思っています。学生時代から受験し続けており、計8年間になります。(アルバイト歴:4年)

 

それでもいつか自分の夢見た税理士になりたいと思ってやってきました。今でもなりたいです。しかし、この2年間は精神的に辛く、何でもいいからまずはアルバイトをし、その後で会計事務所へ就職するのはどうか思うようになりました。

 

正直、自分のような人間が質問して良いのか迷いましたが、頼る人がいないので質問させていただきます。

 

Q.1

私のような人間が会計事務所に再就職するには、一度コンビニなどのアルバイトを経験してからの方がよろしいのでしょうか?

 

Q.2

応募する求人媒体としては、専門学校よりもハローワークからの方が採用されやすいのでしょうか?転職エージェントや専門学校の求人だとお金がかかるため、その分採用のハードルが上がると思っています。

 

Q.3

私の場合、会計事務所に再就職できて、税理士になるならば次のどちらが良いでしょうか?
(1)仕事量が多い事務所で2,3年程度務めた後、退職し勉強に専念
(2)仕事と勉強が両立できる事務所で官報(大学院免除)を目指す

以上になります。
言葉足らずで支離滅裂の上、長々と失礼いたしました。

 

お忙しいところ大変恐縮ですが、ご返事いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

 

A.1

転職が決まらず、追い込まれているのはわかりますが、コンビニバイトは不要です。会計事務所経営者がコンビニバイトを高く評価することはありません。

 

アルバイトでもいいのなら、税理士事務所のアルバイトの方が将来の自分のためになります。入力要員、税務補助不足に悩んでいる東京の会計事務所はたくさんあります。時給1000円でいいならさすがに決まるはずです。

 

さすがに、政治活動を行う会計事務所や繁忙期に泊まり込みを行う事務所は、無いとは言いませんがごく少数派だと思います。

 

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一応念のため、私は政治的には是々非々ですし無宗教です。税理士法人TOTALでは特定の政治信念や宗教を誰かに押し付けることはありません。その分、社内では政治活動や宗教の布教活動は禁止です。

 

泊まり込みをした職員は過去に一人もいません。

(私自身はここ10年で1、2度徹夜して仕事したことはありますが、年齢のせいで無理もききません)

===================

 

A.2

転職エージェントを使うのはやめましょう。紹介料がかかるため、採用基準が上がります。

勧められる範囲も狭まりますし、タマネギさんに向いているところを紹介してくれるわけでもありません(転職エージェントを使う会計事務所はかなり少数派です)。

 

専門学校とハローワークにはあまり大きな差はありません。

 

専門学校の求人票を出しているということは人が不足しているのでお金を出してでもすぐに人が欲しいということです。広告料を払えば、採用の有無で紹介料が追加で発生することは通常はありません。

 

ハローワークは無料なため、求人票を出しっぱなしにして

特に人が不足しているわけではないけれどいい人がいれば採用するという事務所もありますが、何せ専門学校の求人票よりも圧倒的に多くの会計事務所が求人しています。

 

A.3

2年間、就職活動を続けてこられてあまりいい結果を出していないとしたら

① 3科目持ちMARCH卒ということで、給与が高めの大手事務所中心に受けている

② コミュニケーション能力が低いため、面接で落ちやすい

などが考えられます。

 

大手税理士法人は求人広告も目立ちますし、華やかに見えます。ただ、その分、労働条件的には激務のところがやや多くなる傾向にはあります。打たれ弱い性格に加えて短期で退職したため、辞めやすい方だと思われて不採用になっているのかもしれません。

 

タマネギ様の性格を考えると(2)の仕事と勉強が両立できる事務所がおすすめです。打たれ強いタイプを採用する激務の税理士事務所にはそもそも採用されにくいし、仮に採用されても、周りが強い人ばかりで浮いて、残念ながら早期に辞めることになる可能性が高いように思います。

 

税理士は、挫折経験が生きるし、人生をやり直すにはいい仕事だと思います。

 

コミュニケーションは、経験を積めば徐々に上手になります。落ち着いた事務所でコミュニケーション能力を磨いて、いつの日かすばらしい税理士になれるように頑張ってください。

 

 

 

 

 

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税理士 高橋寿克

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