法人税法合格体験談(3/4)法人税法計算問題の対策
2015年01月05日/ 高橋
こんにちは。
税理士法人TOTALのIです。
法人税法合格体験談第3回目の今回は、計算問題の対策について記します。
法人税の受験者は会計2科目は合格済みで、ほかの税法科目も1つくらいは持っているという人がほとんどですので、計算問題はすべて完璧な状態で試験に臨むのがあたりまえです。ですから、合格ラインで争う上位2割の人たちの間で、計算問題で大きく差がつくことはほとんどありえません。
計算問題の日ごろからの取り組みとしては、いかにケアレスミスをしないで、迅速かつ正確に処理できるかを追求することにあります。どの受験生も間違いノート等をつくり対策を行なっていると思いますが、簡単なミスほど対策は難しいものです。安易なケアレスミスほど徹底的に原因を追求し、具体的な対策を講じることが合格への近道といえます。
また、忘れてならないのは計算問題には論述式の回答を伴うということです。この点については計算の処理方法や、仕分けの根拠となる条文が何なのかを、定期的に考える時間をつくれば、さほど難しい問題ではありません。
法人税法合格体験談最終となる次回は「理論問題の対策」を掲載予定です。
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