法人税法合格体験談(3/4)法人税法計算問題の対策

2015年01月05日高橋

こんにちは。
税理士法人TOTALのIです。
法人税法合格体験談第3回目の今回は、計算問題の対策について記します。

 

 

法人税の受験者は会計2科目は合格済みで、ほかの税法科目も1つくらいは持っているという人がほとんどですので、計算問題はすべて完璧な状態で試験に臨むのがあたりまえです。ですから、合格ラインで争う上位2割の人たちの間で、計算問題で大きく差がつくことはほとんどありえません。

 

計算問題の日ごろからの取り組みとしては、いかにケアレスミスをしないで、迅速かつ正確に処理できるかを追求することにあります。どの受験生も間違いノート等をつくり対策を行なっていると思いますが、簡単なミスほど対策は難しいものです。安易なケアレスミスほど徹底的に原因を追求し、具体的な対策を講じることが合格への近道といえます。

 

また、忘れてならないのは計算問題には論述式の回答を伴うということです。この点については計算の処理方法や、仕分けの根拠となる条文が何なのかを、定期的に考える時間をつくれば、さほど難しい問題ではありません

 

 

法人税法合格体験談最終となる次回は「理論問題の対策」を掲載予定です。

この記事の執筆者

高橋 寿克

税理士法人TOTAL 代表社員税理士 高橋 寿克

千葉県船橋市生まれ。農家の12代目。税理士・行政書士・CFP®・医業経営コンサルタント。
開成高校、早稲田大学政治経済学部卒。
1999年 高橋寿克税理士事務所を開設。現在は全国16拠点に拡大したTOTAL Groupの代表として、税理士法人をはじめ、司法書士法人、社会保険労務士法人、行政書士法人を擁する。
徹底した業務の標準化やクラウドシステム(マネーフォワード、freee)活用で業務効率化を推進。「あなたと共に歩み、あなたと共に成長したい」を理念に日本一の総合士業事務所を目指している。

TOTALグループでは一年を通して採用活動を行っています

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