税理士法人・会計事務所の新卒採用の時期

2009年04月13日高橋

■年齢 21歳

■性別 女

■資格 税理士試験勉強中 (簿記 財表 所得 相続)

■職歴  なし

■学歴  MARCHの大学

■会計事務所経験 なし

■居住地 千葉

■その他、特殊事情

Q、

現在税理士試験の勉強中です。2010年度卒の予定です。私は、新卒で会計事務所に勤めながら、資格を取得していきたいと考えているのですが、今の時期から内定を頂ける会計事務所はあるのでしょうか。不安がいっぱいでしょうがない毎日を送っています・・・やはり8月から応募でしょうか・・・

A,

会計事務所は、地方の中堅事務所やBIG4クラス以外

新卒を定期的に採用して、きちんと教育できるところはほとんど無いと思います。

また、一般企業のような3年生からの青田買いをしているところはほぼ無いと言っていいと思います。

(最近の早すぎる採用活動は学業にも支障があるということで問題になっていますよね)

早めに就職活動をスタートしても、一般企業では熱意と受け止められるところが 会計事務所では相手の状況を理解しない場を読めない人ととられかねませんし、 早すぎる場合は採用基準が若干厳しくなるでしょう。

(将来の不確定要素が多い中で内定を出すのですから、本当にどうしてもとりたい人しか採用しません)

なお、会計業界で働きたい人にとっても新卒で入社するのがいいのか疑問に感じることもあります。

一般の上場企業・その関連会社等の方が新入社員研修がしっかりしており きちんとしたビジネスマナー、日本語を習得しやすいでしょう。

新卒切符を使えるのは1度だけですし。

そのかわり、中堅以上の税理士法人なら

4月入社に限らず、通年で採用しているところが多いでしょう。

また、パート・アルバイトなら正社員と違って入社しやすく そこから正社員になることも普通に見られます。

もし、大学の単位取得が進んでいて比較的時間に余裕があるなら パートで会計事務所の雰囲気を体験してみるのもいいかもしれません。

繁忙期(12月~3月、5月)に期間定で働いて見れば業界に対する自分の適性もわかるでしょう。

参照) 税理士法人TOTALでは新卒採用募集は通年行っております。

書類審査を通れば面接へと進みます。

ただ、内定を出すのはやはり8月や12月が助かります。

新卒の場合、即戦力というよりは将来を見越しての採用になるので

採用シーズンに他の応募者との比較がしやすいためです。

この記事の執筆者

高橋 寿克

税理士法人TOTAL 代表社員税理士 高橋 寿克

千葉県船橋市生まれ。農家の12代目。税理士・行政書士・CFP®・医業経営コンサルタント。
開成高校、早稲田大学政治経済学部卒。
1999年 高橋寿克税理士事務所を開設。現在は全国16拠点に拡大したTOTAL Groupの代表として、税理士法人をはじめ、司法書士法人、社会保険労務士法人、行政書士法人を擁する。
徹底した業務の標準化やクラウドシステム(マネーフォワード、freee)活用で業務効率化を推進。「あなたと共に歩み、あなたと共に成長したい」を理念に日本一の総合士業事務所を目指している。

TOTALグループでは一年を通して採用活動を行っています

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