早慶4年生の会計事務所就職と受験専念の選択
2012年07月31日/ 高橋
東京都千代田区・新宿区と千葉県船橋市の税理士法人TOTALの税理士 高橋寿克です。
税理士試験が本日から始まりました。受験生のみなさん、がんばってください。
税理士試験が終わると、採用シーズンです。
税理士法人TOTALも、今回は大原簿記学校の就職説明会に参加します。
船橋本部希望者は選考の上、即日面接をします。東京本部、新宿本部希望者は履歴書をお預かりしたうえで数日中に面接のご連絡をいたします。
(採用が集中する時期ですので、早めに面接を行う予定です)
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くわとろ様からのお問合せです。
内容:
■年齢 21歳
■性別 男
■資格 簿記2級・財務諸表論合格・今年簿記論と法人税法を受験
■職歴 なし
■学歴 早慶4年
■会計事務所経験 なし
■居住地 首都圏
■その他
・法人税法は受験予定もあまり自信なし
・今年の夏から卒業まで、大学の講義は週1日のみ
・将来は必ず税理士になるという気持ちでいる
・会計事務所・税理士法人への就職を希望しており、まだ就活らしいことはしていない
Q.
現在わたしは以下のうちどれを選択すべきか迷っています。(【メリット】【デメリット】はわたしが自分でそう思ったことです。)
(1) 今年の夏の税理士試験が終わった直後(あるいは冬の合格発表の頃)に会計事務所への就職活動を始め、大学の卒業まではアルバイトとして雇ってもらい、春に卒業したら社員扱いとしてもらう
【メリット】 もっとも理想的?
【デメリット】 そんな要望を聞いてくれる事務所があるのか?
(2) 来年春の卒業までは会計事務所とは関係のない別のアルバイトをして、卒業したらすぐに会計事務所の就職活動を始める
【メリット】 友人に相談したら提案された選択肢
【デメリット】 4月に会計事務所の募集はあるのか?
(3) 今年の夏の税理士試験が終わった直後に会計事務所のアルバイトに応募し一年間働き、来年の税理士試験が終わった直後に会計事務所への就職活動を始める
【メリット】 税理士試験の勉強をする時間がわりと取れる
【デメリット】 卒業後から税理士試験までは事実上フリーター
(1)~(3)のうち、どれがもっとも賢明でしょうか?
A.
個人的には(1)か(3)ですね。
(2)を選ぶとしたら、割の良いバイトをして、お金を貯める必要がある時でしょうか。
(1)は可能だと思います。
やはり早慶のブランドはそれなりに効きます。また、こういう形態での採用を行っている税理士事務所もあります。
税理士法人TOTALで言うと、受験スタッフのような形で、一定期間勤務してもらってよければ正社員という形態です。
(1)と(3)の他にも、アルバイトで入って、来春ではなく、来年の試験後社員になるという方法もあります。
とりあえず、税理士試験が終わって暇になったら、就職活動をしてみて
まずはアルバイトで、あとは、試験勉強の進捗と、その会計事務所との相性を考えて
事務所を移るのか、正社員になるのはいつ頃がいいのかを判断すればいいと思います。
会計事務所はいわゆる大企業ではないので、人事もおおらかで(所長の裁量次第)
働く人の都合にある程度あわせられるのは良い点かもしれません。
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