キャリアコラム
法人税法合格体験談(2/4)法人税法の傾向

こんにちは。
税理士法人TOTALのIです。
法人税法合格体験談第2回目の今回は、傾向について記します。
法人税は理論問題50点、計算問題50点の合計100点で構成されています。
実際は計算問題の3割~5割ほどは計算根拠の論述問題が含まれるため、6割~7割程度は理論問題といっても過言でありません。
また、時間配分としては理論が40分から50分、計算が70分から80分くらいが目安となりますが、計算のなかにも論述問題が多く占めるため、やはり理論が重要な科目といえます。
実際に計算問題は多少ミスがあっても理論問題で解くべき問題をきちんと回答できていれば、合格の可能性は十分確保できます。
私自身も1回目の受験の際は、計算は完璧、理論はある程度書けたかなという感触でしたので、合格と思っておりましたが、結果は残念なものになりました。
一方で、合格した年の試験の感触は、計算はかなり不安、理論は論点をはずさず、ある程度勝負できたかな、とういう程度のもので、合格はあまり期待しておりませんでした。
それではどのように対策を行ったか。
次は「計算問題の対策」を掲載予定です。
執筆者
税理士法人TOTAL
代表社員税理士
高橋 寿克
千葉県船橋市生まれ。農家の12代目。税理士・行政書士・CFP®・医業経営コンサルタント。
開成高校、早稲田大学政治経済学部卒。
1999年 高橋寿克税理士事務所を開設。現在は全国17拠点に拡大したTOTAL Groupの代表として、税理士法人をはじめ、司法書士法人、社会保険労務士法人、行政書士法人を擁する。
徹底した業務の標準化やクラウドシステム(マネーフォワード、freee)活用で業務効率化を推進。「あなたと共に歩み、あなたと共に成長したい」を理念に日本一の総合士業事務所を目指している。