人手不足は深刻 有効求人倍率1.24倍
2015年10月31日/ 高橋
税理士事務所就職相談室の税理士 高橋寿克です。
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人手不足は深刻です。
9月の有効求人倍率は1.24倍(厚生労働省)で、23年8カ月ぶりの高水準だそうです。
1992年1月といえば、バブルの終わり頃です。
それよりすごいのが都道府県別でぶっちぎり1位の東京都で1.83倍です。これは、高度経済成長直後の1974年以来の数字です(巨人のV9が終わって長嶋茂雄が引退した年です)。
さすがに、人がいないわけですね。
お客様からも、最近では採用の相談をお受けすることが増えました。
建設中心だった人不足感が、サービス業にいっぺんに波及してきています。
特に、医療福祉関係は不足感が強いです。
9月の完全失業率は3.4%(総務省)とかなり低い水準です。
失業率3%台は、「完全雇用」と呼ばれ、この水準以下になると雇用の質が下がると懸念されています。
東京都内の飲食業の人不足を見ると、すでに質の低下は始まっているような気がします。
税理士事務所・税理士法人の経営者の間でも、雇用の質の低下が問題になっています。
税理士試験受験生の減少、税理士事務所経験者の一般企業経理への転職、
人手不足のため、大手税理士法人ではBIG4も含めて超過労働がひどくなっており、疲労感・閉塞感は強まっています。
大手会計事務所も、従来は、税理士試験3科目持ち以上でないとエントリーできなかったのが、
最近では、公式には2科目以上、実際には1科目でも採用される人も出ています。
逆に言うと、このサイトをご覧になっていただいているのは、就職・転職希望者の方が多いでしょうから、当分はかなり有利な売り手市場が続きます。
税理士法人TOTALも、成長を続けていることもあり、ご多分にもれず人が不足しています。
新卒の採用が比較的順調だったことから、20代前半の新卒・第2新卒の採用を進めています。
税理士試験を受験しない方を中心に、ポテンシャル採用で一般事務職としても採用します(現時点では船橋、東京、横浜中心で徐々に広げようと思います)
採用枠を広げて、入社後の教育を充実させようという試みです。
また、パート・受験スタッフは週3日18時間以上の方に条件を緩和しました。
税理士試験受験生については、今夏は、TACの就職説明会に参加したので、
冬は、大原簿記専門学校の就職説明会に参加することになりました。
(追加申し込みは間に合いました)
ご興味がある方は、ご連絡いただけると幸いです。
ご応募お待ちしています。
今回は単純に税理士法人TOTALの採用広告でした <m(__)m>
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