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女性の結婚・出産と会計事務所への就職・税理士試験

東京都と千葉県の税理士法人TOTALの税理士 高橋寿克です。

 

N様よりのご質問です。 

■年齢  28歳
■性別  女性
■資格  日商簿記検定3級、財表合格、
      簿記論、消費税法結果待ち
      現在法人税法勉強中
■職歴  信用金庫の子会社勤務中(5年半)

■学歴  東京近郊大学
■会計事務所経験 なし
■居住地 東京都多摩地区
■その他、特殊事情
今年の結果次第で、来年3月に現在の職場を退職し、

4ヶ月専念してとにかく3科目揃えて会計事務所に転職しようかと考え始めているのですが、新卒で今の会社に入り、一般事務しか経験がないもで、少々不安です。
スキルと呼べるものは、最低限のビジネスマナーとパソコンくらいです。
 近々入籍も考えているのですが、勉強と新婚生活との両立もできるものなのかと悩んでいます。

Q.1 
このような寂しい経歴と資格で、会計事務所の転職は可能ですか?

 

Q.2
・全科目合格するまで、現在の会社に勤務し、それから会計事務所への転職を考える。
 (現在の会社は予備校のすぐ近くで、残業もほとんどないため、勉強はしやすい環境です。)
・3科目合格したら、会計事務所に転職し、実務経験を積みながら勉強を継続する。
どちらの方が現実的でしょうか。

 

Q.3
結婚をするとしたら、全科目合格してから子供を産んだ方が宜しいのでしょうか。
それとも本気で税理士資格をとるつもりなら、今この段階では結婚はすべきでないでしょうか。

 

A.1

多くの事務所は、可能です。

金融機関で一般事務をしてきた女性は、社会人マナーがしっかりしていて、身元も堅く、事務が標準以上に出来るという評価を受けるでしょう。

BIG4等の大会計事務所以外は面接まで行くことが多いでしょうし、中堅クラスまでのどこかの会計事務所に決まるでしょう。

ただし、リーマンショック以後、採用枠が全体に狭いので、欠員補充や経験者優遇の場合もあるので、応募のタイミングによって採用しない事務所もあるでしょう。8月と12月は採用シーズンなので、科目合格をしていればより有利になります。

 

A.2

ご結婚の予定もあるとのことですから、出産・子育てもありえます。女性の場合は、家事・育児との両立がしやすい環境を選ぶ方が良いと思います。

今の職場は勉強には適しているとのことなので、産休・育児休暇は取りやすく、時短勤務等、育児もしやすそうなら、今の職場の方が良いと思います。

現職が、育児に適さない場合、会計事務所に育児のタイミングで転職してもいいと思います。

気をつけていただきたいのは、会計事務所は、規模が小さく中小企業・個人商店的要素が多く、所長の考え方で労働環境がぜんぜん違うと言うことです。ホームページでじっくり調べて(人員構成を見れば想像できますよね)、面接の際にはよく聞いてみましょう。

 

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税理士法人TOTALは、今年も出産ラッシュです。ただ今、育休中3名、妊娠中2名。少子高齢化はうちの事務所には関係ないようです。

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なお、会計事務所への転職は30代前半までの方が良いでしょう。仕事を覚えるのにはやはり、若い方が有利です。

記帳代行等、単純業務もあるので、女性のパート需要も多く、女性にとっては子育てとの両立が可能なケースも多いでしょう(給与はあまり高くないのは弱点ですが)

 

A.3

入籍予定もあるとのこと、おめでとうございます。

 

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税理士法人TOTALでは今週末は3組目の社内結婚があります。来年はじめにも、スタッフの結婚の予定があります。結婚ラッシュはうれしいのですが、私は結婚式のスピーチは大の苦手です。

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私は、好きな人と結婚し、子供を授かることはすばらしいことだと思います。仕事や勉強と同じか、それ以上に人生にとって素敵なことだと感じています。女性にとってはなおさらでしょう。

機会に恵まれるなら、ぜひ、結婚して、子供を授かって欲しいと思います。社長さんの多くは結婚して子供もいます。また、子供に教えられることも多いです。子育て経験があることは、人間の幅を広げ、税理士として仕事をする上でも大いに役立ちます。

両立は楽ではありませんが、地道に、あきらめずに勉強すれば税理士試験はいつか合格できます。ある程度タイミングを計ることはあるかもしれませんが子育てや、ましてや結婚をあきらめる必要など全くないと思います。


税理士 高橋寿克

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