税理士の学歴
2015年12月26日/ 高橋
「税理士の学歴はどれくらいですか?」
よくある質問です。
国税庁のホームページによると
第65回税理士試験合格者 835名のうち
・大学在・卒 634名(80.7.%)
・短大卒 20名(2.4%)
・専門卒 69名(8.3%)
・高校卒 61名(7.3%)
・その他 11名(1.3%)
となっており、実際に友人を見ても、
日大、明治、早稲田、中央といったマンモス私大卒が多いという印象です。
高校卒・専門卒の方は、若いうちから受験勉強を始めた方が多いですね。
なお、税務署出身の方は、最近は大卒者(「国税専門官」)出身が多いですが、
税務署が、高卒で経済的に余裕のない優秀な方を選抜していた時代があり
今のOB税理士がその頃の方なので高卒の方が多いです。
税理士法人TOTALでもOBの先生(その方は大卒ですが)に手伝っていただいています。
=============
「税理士の学歴」についての注意点
最近、税理士事務所のホームページのプロフィールで増えている、
・早稲田大学大学院 保佐人講座修了
・慶応大学 補佐人講座受講
・慶應義塾大学大学院法学研究科 租税権利救済法・租税手続法特殊講義
・関西大学や中央大学の同様な表記
は、正規の大学や大学院を卒業・修了したのではなくて、
税理士用の社会人講座を受講して勉強したという意味しかなく、
「学歴」とは特に関係ありません。
出身高校または出身大学をわざと消している方は、学歴誤認を意識しているとは思いますが。
私も、東京大学大学院のオープン講座でも受けてみようかな。
オープンキャンパスを学歴扱いはさすがにみっともないですよね。
大学院入試は学部よりもだいぶ広き門ですし、
60代半ばで暇になったら、東京大学大学院で、心理学、哲学、宗教など、実務にあまり役に立たない学問を学んでみたいと思っています。
実は私の夢だったりします。
大学院での学歴ロンダリングかぁ。東大法学部コンプレックスがいまだにあるようです。
TOTALグループは東大卒も多くなっているので、そろそろ『卒業』しないとリーダーとしてはカッコ悪いですね。
=============
税理士法人TOTALの場合、
試験組税理士(有資格者を含む)は
東京大学、一橋大学、早稲田大学、慶応義塾大学、立教大学、明治大学、中央大学、法政大学、高校卒等です。
スタッフは
東京大学(院)、京都大学、大阪大学、名古屋大学、一橋大学、早稲田大学(院)、慶応義塾大学、筑波大学、東北大学、千葉大学、お茶の水女子大、上智大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学、学習院大学、日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学、東京女子大、首都大学、奈良女子大、大阪市立大学、関西大学、立命館大学、獨協大学、東北学院大学
多摩美術大学、武蔵野美術大学、東京造形大学
その他大学、短期大学、各種学校・高校です。
なお、当税理士法人は
会計事務所経験、職歴、経験、人柄、資格も同じように高く評価しており
学歴は採用・昇進の条件にはしていません。
このため、高校卒や専門学校卒の方にも
マネージャーやパートナーもいます。
学歴と仕事の相関性は特にありません。
当税理士法人に学閥はありません。
私は早大卒ですが、残念ながら?稲門を特にひいきすることはありません。
(卒業生が多いので結果として稲門は多いですが)
男女差別と言う声が聞こえてきそうですが
男性社員には全員に資格者になってもらいたいと思っています。
女性は家庭との両立を考え、試験より「経験」や「人柄」を重視して採用しています。
税理士法人TOTALは基本的にはポテンシャル採用なので
未経験者も積極的に採用しますが
会計事務所経験者の採用はより積極的です。
5年以上の会計事務所経験者の方は
学歴にかかわらず皆さん優秀ですね。
長くがんばれたということが能力の証明です。
ご応募 お待ちしています。
財務省はさりげなく、院卒隠しかいな
データ隠蔽が得意な旧大蔵省やな。
2018年4月29日 4:46 AM | あかさたなこ